みなさんこんばんは。M&Aネクストの鷹野です。
今日は実は私ひとりぼっちじゃなくて、しかもここは日本じゃないです。
どこからお送りしているかというと、ベトナムのホーチミンからお送りしてます。
こんな大人数。
なぜホーチミンにいるかというと、今日はホーチミンにM&Aをしにきました、日本から。
鷹野の初めてのロケは海外にM&Aのためにロケに来たということでやらせていただきます。
まず最初にメンバーをご紹介します。私の上司でもあります、税理士の山田さん。
山田「山田です。お願いします。」
今回の主要メンバーの、日本で飲食店をやられている近藤さんです。
近藤「よろしく。」
そして、日本の方ではないです。ホーチミン在住のモンさんです。
モン「モンです。」
日本で飲食店のデザインをされている、ケンタロウさんです。
KENTARO「ケンタロウです。」
このメンバーで今日は日本からはるばるホーチミンにM&Aをしに来ました。
このM&Aの様子とか結果については後日みなさんにお伝えできると思いますので、こうご期待でお願いいたします。
ホーチミンでM&Aすることになったキッカケは??
そもそもなぜ今回ベトナムのホーチミンにM&Aをしに行くことになったかっていうところから、企画からお話をしますと。
実は日本にはM&Aのマッチングサイトというのがありまして、有名なところでいくと、今回使っているTRANBIっていうサイトだったりだとか、私たちも提携している日本M&Aセンターの子会社のアンドビズというところが作っている、BatonzっていうM&Aのマッチングサイトというのが存在します。
今回のベトナムの案件というのは、実はTRANBIというマッチングサイトで見つけた案件なんですね。
ちなみに、私たちM&Aネクストがやっているのは、M&Aのアドバイザリー業務ですね。
M&Aのお手伝いをする業務をやっていますので、TRANBIにしてもBatonzにしても、どちらにも専門家で登録をされています。
TRANBIについて
では今回はTRANBIを使ったので、そのTRANBIを見てみましょう。
これがTRANBIの画面で、URLは概要欄に貼っておきます。
ここにベトナムとかを入れていただくと、検索ができるように、これは一覧で出てくるんですけども、検索ができるようになっていまして、こういう外国人技能実習生とか、これ超特価、ベトナム ホーチミン 日本人街の飲食店売却案件、前は超特価ってついてなかったんですけどね。
気づいたらついてます。
ほかにもいろんな案件が実は載ってたりします。
今回はこの案件を見つけたので声をかけたっていうことです。
このTRANBIを開いていきますと、売上高はどんなもんなんだよとか、営業利益とか場所とか売却希望価格いくらとかっていうのが書いてあったりとかします。
今はログインしていない情報なんですけども、なので誰でも見れる情報ですね。
ログインをすると実際に相手とやり取りができるようになります。
最初は名前は非公開で質問だとか交渉をしていくんですけれども、ログインして進めていくと実名公開するみたいな、その代わりにいろんな情報を教えてくださいねっていう秘密保持契約を結んで交渉を進めていくっていう機能がありますので、実際には私たちはこの会員でログインをして、実名で交渉をしているっていう状況です。
財務情報であったりだとか、案件の概要ですよね。
事業の内容、ベトナムの日本人街にありますよとか、今どういう状況ですよとか、居酒屋形態ですよとか、事業の強みだとか、いろんな補足な情報が載っていると。
これを見た私が、相手に、先方に対してアプローチして、私たち興味がありますよというところで、まずは1回、今回ではなくて前回何か月か前かに先発隊が見に行って、それからやり取りをしているっていう現状があります。
今、結構M&Aのマッチングサイトというのは非常に注目を浴びてきましたね。
いろんなサイトができてきましたけども、やっぱりこのTRANBIさんとかBatonzさんっていうのは、非常に多くの案件が載ってきていますので、私たち専門家も携わっていますけども、これからどんどん伸びていくのかなというふうに思います。
ホーチミンでのM&A交渉について
ということで、無事にベトナムから日本に帰国しました。
続きは私ひとりでお話させていただくんですけれども、まず今回のベトナムに、ホーチミンにM&Aに行ったことを簡単にまとめますと、M&Aではあるんですけれども、実は結構居抜きに近いですね。
日本でもありますよね。飲食店さんを居抜きで買い取るみたいなかたちに非常に近いと。
ベトナムの、実際に今ある日本人街にある飲食店、そこをお店の権利だったりを、あと造作物とかですね、内装とかを買い取るというようなかたちです。
プラス一応そこを買い取るとスタッフの方が3名の方がいらっしゃるので、その方たちには継続して働いていただけるっていう案件だったっていうことです。
私たちがベトナムに、今回ホーチミンに行って実際にやってきたことをちょっとお話しますと、まずは実際の現地のお店ですね。
対象になっているお店を見てきました。
これは私は今回行ったのが初めてなんですけれども、先発隊が一度2か月前ぐらいですかね、一度現地のお店は軽くは見ているんです。
今回はしっかりもう一回見てきたというような状況です。
あとは、売り主さんとの商談。
私たちの日本側からは、最初に出ていた5名ぐらいですかね。
ベトナムのモンさんも合わせて5名ぐらいで行って、売り手の人はベトナムの方、多少日本語は喋れるんですけどね。
あとベトナムに住んでいる日本の方。また、たまたま予定が合ったということで、売り主のお手伝いをしている日本人の方のお知り合いの、ベトナムで飲食店に非常に携わられる日本の方にも同席をいただいて、商談というか、実際にどうなんですかとか、条件はどういうふうがいいですかというところを詰めていったっていうところです。
あと、買った場合にそのまま営業するわけにはいかなかったりするので、多少リフォームをしなければいけないわけですよ。
そのための工務店さんともミーティングをしてきました。
何社かお話をして、ベトナムの現地の事情であったりとか、概算の予算ってなかなか出づらいですけど、だいたいいくらぐらいだよとか、あそこの立地はどうだとか、あの店はどうだとかっていう、現地の情報を教えてきていただきました。
これが非常に有益でしたね。
やっぱり現地の情報は、現地で出店のサポートをしている工務店さんとかの情報っていうのは、非常に役立ちましたね。
すごくよかったです。
ホーチミンの異業種交流会
あとは、このM&Aとは別で、異業種交流会にも参加してきました。
日本でも私が所属している異業種交流会があって、そこがホーチミンでもあったので、早朝から参加してベトナムの実際にビジネスをしている方ともつながってきて、またちょっと別件でも新しいビジネスをしようなんていう話も生まれてきたりもしています。
ホーチミンM&Aのポイント
今回のM&Aのポイントがいくつかありまして、まずは今回はほぼ居抜きみたいなかたちなので、通常の会社を買い取るようなM&Aと比べると、いくら海外といえどもかなりハードルは低いという現状はありますね。
ほぼ不動産のやりとり、不動産の仲介みたいなかたちに近いので、あまり会社を買うみたいな感じはなかったりもします。
日本でもそうですけども、飲食店さん、一店舗だけのM&Aみたいなかたちですと、会社を買い取るというよりも、居抜きプラス人をあとはつけるかつけないかみたいなところだったりするので、こういったものはそんなに外国だからどうだっていうことはあまり感じなかったです。
実は私たちはもともと海外でビジネスをやりたいなという人たちを集めたミーティングを、海外ビジネスミーティングというのを2~3年前から定期的に行っていて、今ちょっと中止しているんですけどね。
そのメンバーが主導になって今回のM&Aにも行っていて、だからいきなりポッと出てきた話にパッと飛びついたっていうかたちではなかったんです。
ずっとベトナムに、今回主要メンバーの近藤さんという方がいて、近藤さんは名古屋のほうで肝料理の専門店をやられている。5店舗ぐらいはやられているオーナーさんで、海外に進出したいっていうことを以前からお話をされていて、私が時折こういうふうに情報提供をしていて、今回案件があったので、よしこれはいってみようということで近藤さんだけじゃなくて、実は共同で今回は、ベトナムのホーチミンの飲食店はM&Aしようっていうかたちで、それでチームで行ったっていうかたちだったんですね。
あとはベトナムに進出するときに大事なのは、やっぱりパートナーがいるということですね。
実際に現地でビジネスをしようとすると、日本人だけの単独の出資ではビジネスはできないんですよね。
会社をつくるにしても51%以上は現地人が持っていないといけないので、信頼できるパートナーがいるかどうかっていうのが非常に重要です。
冒頭にでていたモンさん、日本語ペラペラですけども、モンさんはベトナムのホーチミン在住のベトナム人なので、現地で会社を経営している方で、モンさんとは近藤さんがもう3年ぐらい前からずっとコミュニケーションをとってきているという方で信頼関係ができているんですね。
今回はパートナーをモンさんに立ってもらって、みんなで出資をするというようなかたちをとったので、比較的海外に進出するから危険というところは、今のところあまりそういったところに出会っていなかったりします。
なかなか難しかったなと思う点もいくつかありまして、これは海外だから難しかったというよりも、日本でも一緒だと思います。
飲食店を進出する、出店するにあたっては、たぶんみなさん考えることだと思うんですけども、まずはこの立地でこういうコンセプトのお店で本当にいいのかっていうところですね。
立地、コンセプト、あとは家賃。
家賃かなり安いとはいえども発生してしまうと。
あとベトナムは旧正月っていうんですかね。
2月に2週間ぐらい現地に人がいなくなるようなタイミングがあって、それを考えると今から出店をするとなると、テト(ベトナムの旧正月)っていうらしいんですが、そのあとに工事をするので、実際にオープンするのがもう4月ぐらい。改装すると4月ぐらいになってしまうということで、じゃあその間の家賃どうするんだみたいな話も出てきたりだとか。
あとは本当にこの場所で集客できるのかとか。
あとは内装、リフォームをするのに、いくらぐらいの経費がそれにかかるのかとか、結構本当にベトナムだからというわけではなくて、日本でも同じなんですけれども、この辺りがまだまだ詰まっていなかったなというところですね。
意外にベトナムは、人件費は安いんですが、そのほかの工事費とかっていうのは結構高いですね。
日本よりはちょっと安いのかもしれないですけれども、そんなにとびぬけて安いとかそういうかたちではないですね。
それは今回すごく思いました。
ホーチミンでのM&Aのまとめ
実際の現状としては、今回はまだ保留っていう状況になっています。
それでも先方がいる、売り主さんがいることなので、早く決めてあげなきゃというところで、先方も困ってしまうっていうことで、家賃だけ今発生している状況なので、ひとまずこちらからは手付金として、家賃の1ヶ月分をお支払いをすることで、1月の中旬までちょっと回答を待ってもらっているという状況になっています。
なので、みんな日本に帰ってきていますけども、日本でもミーティングを重ねて、そのなかで実際にどういうコンセプトのお店でやるのか、本当にここに買っていいのか、あの場所でいいのか、あの建物、お店でいいのかっていうことを、もう一回再構築してベトナムに対して回答を出すっていうような状況になっています。
もう本当に私が感じたのは、日本でもベトナムでもこのあたりは一緒だなというふうに思いました。
一筋縄でそんな簡単に現地見たからってポンポンって決まるわけではなくって、やっぱりひとつ新しいビジネスを始めるということなので、真剣に考えて本当にこの採算があうなと、ベトナムでビジネスやっていけるな、このお店ならうまく活用できるなっていうことで買うっていうのがやっぱり大事なので、M&Aするときは日本であっても海外であっても、まずしっかりと検討することが大事ですね。
ご自身で検討するのが難しければ、私たちのようなアドバイザーを入れていただくっていうのもひとつ手かもしれません。
今後はベトナムのホーチミンの案件だとかも、ちょいちょいとは出せるような状況になってきそうなので、もしも今後ホーチミンに進出したいよとか、ベトナムに進出したいよとか、ベトナムの異業種交流会に行きたいよということがあれば、メッセージから私のほうに連絡をいただければと思います。
本日もM&Aネクスト、ご視聴いただきまして誠にありがとうございます。