皆さんこんばんは。鷹野です。
今日もM&Aのお話をさせていただく、M&Aユーチューバーです。
今日はですね。M&Aにかかわる本を1冊読んだので、レビューを読ませていただきたいなと思います。
どの本かといいますと、ジャン!これです。
『ホリエモン式飲食店経営』という本です。
これは、去年出てます、三戸政和さんが書いた『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』の外伝というかたちで、スピンオフみたいなかたちで出ている、まんがなんですよね。まんがでわかるようになっています。
『ホリエモン式飲食店経営』ということで。これ、監修がホリエモン、堀江貴文さんになってて。
原作は、先ほどの『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』の三戸さんになっています。あと、まんががNICOMICHIHIRO(にこみちひろ)さんという方になってるんです。
どんな話かというと、実はこれ、なぜ外伝かというと、この『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』の、これ第二章なんですかね。
このなかで、実は読んで方わかると思うんですけども。「飲食店経営に手を出しちゃだめだよ」という話があるんですよ。
例えば、「会社を定年しましたと。退職金を元手に趣味で飲食店、『カフェとかやる』『喫茶店をやる』なんていう方がいるけど、それってリスク、失敗しか待ってないよ」というような話があったんですよ。
それをそのまままんがにしたわけじゃなくて、「その飲食店に非常になにもわかんない状態で手を出したらまずいから、会社引退して飲食店やるなら、これぐらいのことやっときなさいよ。こういうことしとかないといけないですよ」というのを、ギュッと凝縮した本です。
これ、めちゃめちゃ役に立ちますね。
僕もこっちの本を読んだときに、「あ、そうだな」というふうに思ったことがあって。
飲食店って、やっぱり非常にリスキーだなと思うところがあって。
三戸さんは、この300万の方の本で、こんなふうに触れてました。
飲食店はもっとも難しいビジネスの1つです。立地の選定、資金繰り、店舗作り、商品企画、仕入れ、原価管理、製造管理、採用、人事管理、マーケティングなどなど、飲食店には経営学のあらゆる要素がすべて詰まっています。
それでいて、店舗は固定されて動かすことはできず、食中毒や食い逃げなどのリスク要因は多く、利益率は非常に低い。とてもとても素人が安易に始めて成功できるような事業ではありません。
あなたがこれまで培ってきた知識と経験をほぼそのまま生かすことができ、ほかに比べて明確な優位性があり、最初から多数の客が付いていて、初年度から黒字が確実であるのなら飲食店を始めていいかもしれません。
しかし、このうちどれが1つでも当てはまらないのならば、悪いことはいいません。やめるに越したことはありません。
というぐらい、「もう飲食店、ほんとにやめとけ」ぐらいの話をこっちの本ではしてたんです。
最後の最後、三戸さんは、「三戸は飲食店経営をやる気はないのか」っていうふうに聞かれることがあるということですが、「絶対にやりません」というふうに言い切ってるぐらい、「飲食店は非常にリスキーだ」みたいな話をしてたんですけれども。
それに対するアンサーソングじゃないんですけれども。「いや、飲食店、こうやりゃいいじゃん」みたいなのを、ホリエモンが監修でまんが化されたというような内容になっています。
例えば、「飲食店でやっていけるのは、町の中華料理屋さんだよ」という話があったりするんですね。
それは、前の本でもあったんですけども。それは昔からある中華料理屋さんなんて、家族経営で、お父ちゃんとお母ちゃんなんかがやってて。2階に住んでたりするから、家賃なんて半分いらないようなもので。なんだったら、そこで余った食材をご飯に回したりするから、食材のロスも防げるとかね。
「だから、固定費というのを非常に下げることができる。だから、やっていけるんだよ」みたいな話があったりだとか、「スナックなんかというのは非常に有利なビジネスだよ」なんていう話もあったりとかはします。
なのでこれ、とてもまんがですし、ページも190ページ、200ページないぐらいなので、非常に読みやすいですね。ちょっと読ましていただくと、この裏に概要があるので。
人生100年のセカンドライフで、地獄をみないための経営術。65歳で定年を迎えた妹尾は、夢だった喫茶店をオープンさせるが、客として来店した堀江美麻に「3ヵ月以内に潰れる」と告げられる。飲食店経営のことをなにも知らないと痛感した妹尾は、美麻とともに店を立て直すことになった。
だが、妹尾が知らないことがもう1つ。実は美麻は、堀江貴文の妹だったのだ!ビジネス界の寵児が教える、飲食店経営の極意!
この本に出てくる、この方ですよ。これ、堀江美麻さん。堀江美麻さんは、「ホリエモンの妹」という設定なんですね。
実際には、ホリエモンさんには、どうも一人っ子らしいので妹は多分いないんじゃないかなというふうに思うんですけれども。
この堀江美麻さんという方が、飲食店のコンサルタントをやっているということで。このなかには、ホリエモン自体もちょっと登場してくるというかたちです。
もうほんとに、この妹尾さんという方が会社を定年で引退して、ほんとにさっき言ってたみたいに、「退職金を使って飲食店。カフェ、喫茶店というのかな?を始めた」というところなんですね。
それに対して、もう初日にこの堀江美麻さんやってくるんですよ。そしたら、こんなこと言います。ここだけ見せましょうかね。
「一月後には潰れてるもの」みたいな、客で来てこんなこと言う、ちょっと失礼な人なんですけども。それで一緒に「なぜ潰れるのか」ということ。さっき言ってたみたいに、「いや、固定費大変じゃん」みたいな話をしながら、「特になにも知らずにやってちゃだめでしょう」みたいことを言いながら、いろんなことをやっていくと。
そのなかではおもしろかったのが、「SNSを使って集客をしていく」とか、「お店のイメージを変えるのにもSNSを使っていく」とかというくだりもあったりとかね。
非常に、これ飲食店やってる方も、これから始めるという方も、ぜひこれ、読んでいただきたい。とても役に立つと思いますよ。
そのなかで、最後にすごく「あ、これ、ホリエモンを表してるな」というふうに思ったことがあって。
この美麻さんが、ホリエモンにお礼で「ありがとう」なんて言うところがあるんですよ、お礼で電話をしたと。「お兄ちゃん、ありがとう」みたいことを言うわけですよ。
そこで、ホリエモンが言う言葉がおもしろい。
「電話は時間のむだだから、LINEにしろよな」プツッって電話を切っちゃうんですよ。
確かホリエモン、堀江さんは、よくネットでも話題になってますけど。「電話なんて、ほんと時間のむだだ」っていうことを言ってるんですよ、結構論争になるので。
そういったところと掛けてるので、わかる人にはすごく「あ、ホリエモンらしいな」というふうに思う本ですね。
なので、これM&Aにかかわらず、これからM&Aをする人や、「飲食店やるよ」という方だけじゃなくて、すでにやってる方たちであったりだとか。
このアイデアだとか、発想の仕方とか、考え方というのが非常に役に立つので、今の実際の経営者さんとか、個人事業主の方にも、非常に読みやすしわかりやすい本かなというふうに思います。
私の概要欄にも、参考でURLを載せております。
最後に…
今日は、この『ホリエモン式飲食店経営』について、お話をさせていただきました。
今日の話が役に立ってるなと思った方はぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。
それでは、本日もM&Aネクストをご視聴いただき、ありがとうございました。