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和歌山県の町の花屋さんが葬儀会館を建設して事業承継補助金を取得した事例【平成30年度第2次補正事業承継補助金】

はい、皆さん、こんにちは。M&Aユーチューバーの鷹野です。

このチャンネルでは、M&Aの事を中心にビジネスに役立つ内容、事業承継だったりとか、最新のビジネスのお話、っていう事をお伝えをさせて頂いております。

今は、事業承継補助金が始まっているので、事業承継補助金の事例を皆さんにご紹介する事で、自分達にもこういったところに使えないかな、というふうにアイデアの参考として役立てて頂ければと思っています。

私達の会社は、母体が税理士事務所で、私はそのコンサルティングの方の執行役員を務めているんですども、事業承継補助金の取得の要件になっている、●●●●●●きかん(00:43)はうちの税理士事務所の方で取得しているので、このトータルで事業承継補助金のサポートもする事ができるかな、ていうふうに考えています。

お花屋さんが葬儀会館を作ってしまう

今日、ご紹介させて頂きますのは、和歌山県の個人事業ですね、お花屋さん「とうかえん」とお読みするのかな、東の花の園ですね。東花園さんというところです。

これはお父様から、その他の親族、義理の息子さんに事業を承継したと。これは業態が転換しているので、事業承継補助金の中でもⅡ型と呼ばれるもの、私はM&A型とか言ってますが、事業再編・事業統合支援型という方に当たったそうです。

当時、お父様は、お父様っていうのかな、74歳。義理の息子さんは43歳という事だったそうです。既存のお店では、生花の、お花ですね、小売りをやって店舗での販売と、あとはブライダルだったりだとか、葬儀の関係のお花をやってたと。義理の息子さんてのも、この事業に携わっていてよく知っていたと。この義理の息子さんてのは、自分のお店と、この今の東花園さんと、両方を何かやってたみたいですね。というのは、お父様が人工透析20年近くやってて、仕事ができないような状況だったらしいんですよね。

だから、殆どお父様は仕事に関わってなくって、この事業を引き継がれた方が、以前から全ての業務を殆どを行っていたという状況だと。その中で、この葬儀場、葬儀場からのお仕事っていうのは、利益率が大きかったと、利益が大きかったと、そこを伸ばしていきたいな、というふうに考えていた。それで、どんな事業をしたかというと、地域密着型のこの花屋さんが主体になって、葬儀会館を建設すると。というところに対して、この補助金を取得したそうです。どんな内容かって言うと、賃貸アパートがあって、それは経年劣化が非常に激しかったというところで、そこを取り壊して、跡地に小さな規模の葬儀場を作ったらしいんですよ。凄いですね、花屋さんが自分達で、自前で葬儀場を、葬儀会館まで作るって、ちょっと聞いた事がないですね。面白い。

花屋さんが主体となった葬儀の会館を作って、地域密着型の花屋さんであるという信頼を武器にして、葬儀を獲得していったと。葬儀会社さんが葬儀を実施して、お花屋さん、この対象となっているお花屋さんは、葬儀のお花を受注する、っていう協業関係を構築をしていると。だから、恐らくこの建物はね、こちら側が保有をされ、所有をされているので、建物利用料を頂いて、実際のこの運営を葬儀会社さん、花は自分達で用意してるという事なんでしょうね。

実際にこの葬儀会館を建設した直後から、花屋さんに来るお客さんからも「私の時は頼んだよ」なんていうふうに声掛けを頂いていると。もう既に先代が40年近くこの地域で営業してきて、信頼を築いてきているから、その人脈ってのが非常に活かせそうだというところですね。

これに対して、今回の補助金の補助になった対象の経費というのが、まずは設備費、この葬儀会館の建設の費用ですね。建設の費用。プラスアルファ、廃業費というところで、この賃貸アパートを解体する、解体費用も出てくるんですね。

これ上乗せ費用ってやつだと思いますけどね。今年の補助金であれば、これは多分、恐らく一千二百万円出るコースなんではないかな、というふうに思います。当然、これ会館作っているので、かなりのお金は、かかっていると思うんですけれども、その内一千二百万円くらいでも補助されれば、非常に助かるのではないかな、と思いますし、これ補助金があるから、やってみよう、というふうになるかもしれません。

ですので、皆さんや、皆さんの周りにも、今の既存の事業があって、この既存の事業の建物を壊して新たな事業を始めたいとか、その建設費用、あとは解体費用、って非常に高いんだよ、っていうふうに思うかもしれませんが、そこのためにこの補助金を活用して頂くっていうのも、非常にこう良い発想かな、っていうふうに思います。

 

はい。この補助金対象になるのは、2016年の4月1日以降に社長さんを変わってる、事業承継、もしくはM&A等で、社長さんを変わっていれば、事業承継補助金の対象になる可能性がありますので、ああこれ興味があるな、っていう方がいれば、私に後日ご相談を頂く、っていう事でも構いません。

 

今日は、事業承継補助金を活用して、花屋さんが自分達で葬儀会館を作った、ていうお話をさせて頂きました。

是非ですね、皆さんもこの最新のM&Aだとか、事業承継の情報を提供しているので、是非うちのチャンネルをチャンネル登録をお願いできればと思います。

あと、私はですね。この情報提供をLINE@でも行ってますので、概要欄に載っているLINE@にも登録して頂けますと嬉しいです。

本日も最後までご視聴して頂きまして、誠にありがとうございます。

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鷹野 将和(株式会社八事財産コンサルティング 執行役員)

「グレートM&Aを増やす!」をミッションに、事業承継M&Aのアドバイザリー業務に従事。 「M&Aユーチューバー/タカノ」として、YouTubeを活用してM&A情報を提供している。

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