「鷹野:」
皆さんこんにちはM&Aアドバイザーの鷹野です。
今日は引き続きアンドビズの大山社長にお越しいただいてます。
よろしくお願いします。
「大山:」
よろしくお願いします。
「鷹野:」
今回はバトンズのことはもうお話をいただいているので大山さんに僕はこれはすごく聞きたかったアドバイザーとしての実績とか経験だとかというのを伺えればと思うんですけれどもアドバイザーの履歴とかその実績の件数とかって可能な範囲で。
言えないこともあると思うのでお答えいただければと。
「大山:」
この業界28年いるのですがどうだろうな現場でやってもう何年ぐらいなんでしょう。
20年ぐらいは現場に一応いたんじゃないかと思います。
ただ本当に全然意味は違ってました。
最初のうちは会社も小さかったので本当になんでもやりました。
いまのバトンズよりもっと小さな案件もやりましたし。
「鷹野:」
そうなんですね。
「大山:」
外国の会社ともやりましたし本当にあるものなんでも。
食べていかなきゃいけない。
「鷹野:」
件数的にはご自身の記憶の範囲でどれくらい件数やったかって分かります?
「大山:」
200ぐらいはあるんじゃないかと思うんですけども数えたことがないです。
「鷹野:」
日本でも相当トップクラスですよね。
「大山:」
不労者養ったと思います。
「鷹野:」
件数的にもそうじゃないですか?
「大山:」
多いは多かったと思います。
「鷹野:」
僕いままで聞いたことある方でも独立系やっている方でも100件くらいっていう。
そこは十何年やってましてけど。
200年越えてくるって聞いたことないでしょ?
「大山:」
人間がやることなので数が限られちゃうんです。
1年で10件ぐらいやるのものすごいことでかなり。
相当大変なことでそれを10年続けるっていうのめったにないですし本当に4・5件やったらこの世界ではプロ中のプロに近いです。
「鷹野:」
聞きましたよ。
M&Aセンターのほうの去年いちばん案件をやったところで12件。
12件やった方がいるって。
すごいですね。
「大山:」
あのくらいになったら本当に一年中休む日ないっていったら労基法に触れちゃうからヤバイですけど一般的にいえば休む日はないです。
「鷹野:」
でしょうね。
それはすごいな。
「大山:」
これがやってて当たり前なんですけれど絶対普通そんなに終わんないです。いつも。
「鷹野:」
そうでしょうね。
「大山:」
たいてい例えば調印直前になってくるとやっぱりこの相手で良かったのかなってみんな心が揺らぐんです。
特に売り手さんっていうのはうつになっちゃうことがあります。感じがあったです。
そういう状態になってくると連絡もつかなくなるんです。
あるいは逆に夜中の3時ぐらいに毎日電話かかってくるんです。
しょうがないです。しょうがなく聞いてあげないと。
夜中の3時にたたき起こされて同じこと何回も何回も繰り返すんです。
それぐらい悩むんです。本当に。
聞いてあげなかったら彼の心は晴れないのではんこ押せないんです。
だから本当に毎週聞いてあげるんです。
毎日聞いてあげるんです。
でも残業代出ないんです。
「鷹野:」
アドバイザーとしてお手伝いしたなかで心に残っているような案件とかってありますか?
「大山:」
いくつかあります。
最初の頃はいろいろな案件。
そのうち私がいまのバトンズを作ろうと思うきっかけのなったもののひとつ。
いまから25年ぐらい前の一番最初の頃の案件です。
売上が1,000万円いくかいかないかのところ会社だったんです。
譲りたいっていう方がいらっしゃって。
正直当時ですからこんなの売れるわけねーだろうみたいなところでいろいろ見てみるとあることに気づいたんです。
どういうことかっていうとやたら売掛金の欄に。決算書の。
大きな会社の名前があるんです。
社長これなんですかって言ったらこの会社って20年ほど前までは年商20億あったんです。
信じがたいことなんですけど社長が部下に殺されかかりました。
なんかいろいろあって部下に飲んでいるビールのなかに毒を仕込まれて暗殺されかかったんです。
よく分からないはなしなんですけどそれで会社がガタガタになっちゃったんですが火曜サスペンス劇場みたいな。
「鷹野:」
ヤバイですね。
「大山:」
ヤバイ会社があって。
それはそれで置いといて。
もしかしたらこのいわゆる取引の関係いわゆるこの世界では取引の口座があるんです。
これだけでも売れるんじゃないかと。
あとはなにもないですよ。従業員はポッカだけど。
ちょうど同じくらいの時期に東北の会社だったんですけど東京の大きな会社と取引をしたくて一生懸命頑張ったんだけど全然田舎の会社相手にしてくれない。
その人に電話したんです。
お宅買えるかどうか分からないけどお宅に近い会社のいい会社の口座を持ってる会社があるから場合によってはあとやってみないって言って。
分かりました。それやりますって中身を見ないで言うんです。
ほんまに買っ売ったんです。
買い売ってこれはこれで。
それはうまく回ればっていう話なんですがすごいのはそのあとでそこで買ったあとに自分でその会社の営業部長ってメールで名刺を持って口座先を回って1年半後に東芝から1億8,000万の発注を受けたんです。
最終的にそこの口座を通じた売上は8億年以上に上ったんです。
私がやったM&Aで一番小さくて一番効果があったわけです。
「鷹野:」
聞きました皆さん。
これはM&Aアドバイザーの人にいまの話は聞いてほしいですね。
「大山:」
やっぱりやる人がやったら本当に良くなるし組み合わせなんだなって。
本当にうまい組み合わせができるとこんな夢みたいなことができるって自分で目の当たりしちゃったのですごい仕事が面白くなっちゃって。そのあと。
なんだかんだで28年続いたわけです。
「鷹野:」
一件一件しんしに取り組まないといけないですね。
「大山:」
そうですね。
大きいからっていいわけじゃないし立派な会社だからいいわけじゃないしM&Aは組み合わせなんです。
確かにその会社ってそれ以外いいところなにもないです。
でも本当に組み合わせによっては宝物に化ける。
「鷹野:」
まずはそういう案件いっぱい眠ってそうですね。そしたら。
「大山:」
と思います。
私がいまでもやりたいなかつて25年前最大です。
もう一回やりたい。
「鷹野:」
やってみたいですね。
面白そうですね。
「大山:」
絶対にあると思って。
「鷹野:」
ありがとうございます。
いまいいようなお話ですけど逆にお話できる範囲で失敗談だとかこれは気をつけておきゃなきゃいけない話だったなみたいなお話。
今日の動画を見ていただいてこれ面白かったな勉強になったなって方がいらっしゃればぜひチャンネル登録をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
「大山:」
ありがとうございます。