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【スモールM&A講座】スモールM&Aで少額案件を買いたい買い手はwebで伸ばせるビジネスを!!」(2019/03/19 に公開)
【スモールM&A講座】スモールM&Aで少額案件を買いたい買い手はwebで伸ばせるビジネスを!!
今回は、M&Aでどういう案件を買ったらいいか、というお話をしていきます。
スモールM&A案件であれば、基本的には、M&Aのマッチングサイトを使って頂く、もしくはM&Aのアドバイザーに聞く、というのが良いのではないかと思います。
M&Aのマッチングサイトであれば、今すぐにでも案件情報を確認できるので便利です。
代表的なM&Aのマッチングサイトは、「Batonz」や「TRANBI」になります。
各マッチングサイトには案件がたくさん掲載されています。
千件とか二千件とか掲載されているので、その中から自分が興味を持てる案件を探してみてください。
そして、可能であれば毎日チェックしてみてくださいね。
最初は業界とかを絞らずに多くの案件をとりあえず見てもらって、ザッと見てみてください。
そうしていると、ふと興味のある案件がふと目に留まることがあるはずです。
そういう案件をじっくりと詳細を確認してみてください。
そして、自分がどのようなところに興味を持ったのかを調べてみましょう。
M&Aの案件を検討する際に、今ある事業をそのまま判断することも大切なのですが、可能であればその事業をどのように伸ばすことができるかを想像してみてください。
現状の赤字黒字だけで判断される方もいらっしゃいますが、買収後にどうやって伸ばしていくのかが重要だと私は考えています。
WEBで伸ばせるビジネスがオススメ
買収後にビジネスを伸ばすための手段の一つとして、WEBの活用があります。
WEBを活用するのは当たり前だと考える方も多いかと思いますが、中小企業の中には会社案内用のホームページはあっても、ビジネスには活用できていないという場合が多くあります。
もしもインターネットで物販や集客が見込める業種であれば、それだけで大きくビジネスを伸ばすことができる可能性があります。
例えば、弊社の母体は税理士事務所ですけどれも、以前はお客さんや取引先の紹介で新規顧客を紹介していただく程度でした。
代表の税理士は相続をメインでやっていて、金融機関の紹介や、税理士事務所のお客さん関係の相続業務を受注をしていたのですが、相続専門の「相続相談オフィス」というホームページを作ってからは、ホームページ経由でお問合せをいただくようになってきています。
今までほとんどWEBを活用できていなかった事業に対して、WEBを活用して集客するというのは、成長戦略としては非常に分かりやすいと思います。
WEBに限らず、事業を成長させる仕組みをイメージできるかどうかは非常に重要ですね。
悪い状況の案件を自分が伸ばす
M&A案件を検討する場合は、今ある状態だけで判断しないことが大切だと思います。
起業する場合でも、M&Aで引き継ぐ場合でも、ビジネスをどうやって育てていくかが重要です。
育てるイメージができる案件であれば、その案件は成功に一歩近づけることができます。
将来的にM&Aで事業を買いたい方は、まずは沢山の案件を見て、成長をイメージできるか考えてみてください。
成長をイメージできるけど、実は今の実績が良くないという案件であれば、買収の金額は下がる可能性がありますね。
M&Aの譲渡金額も、需要と供給のバランスで決まります。
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「グレートM&Aを増やす!」をミッションに、事業承継M&Aのアドバイザリー業務に従事。 「M&Aユーチューバー/タカノ」として、YouTubeを活用してM&A情報を提供している。